2011年6月14日火曜日

Hue,,











































ベトナムにおける最後の王朝 阮
フエはその都が置かれた町でした

それゆえの名称 「古都フエ」
フエ人とも呼ばれるくらい 彼らのなかにはその場所に感じる特別な何かが存在していて
フエに生まれ フエで育ち そして同じフエの人と結婚する
そんな習慣が 少し前まではあったようです

そんな彼ら独特の考えを 築き そして守るように
町のいたるところで 門や城壁を見かけました











































香りという意味のフォーン川が今の新市街と旧市街を分け
さらにはそのまちの雰囲気も 異なったものにしていて

そして旧市街の中心にある 世界遺産 フエの建造物群
阮朝王宮を囲む城壁は その中に別の時間をかかえているようで

でも  そこで見たものは  「失われた」光景でした
そこにあったはずのものは  ベトナム戦争の戦禍で消失してしまっていて










































ベトナム各地で見かけた遺産と戦争の跡
思えばあの立派な城壁も ほとんどが修復・復元されたものであったように思います


そこからの出口が 少し寂しく見えました












































そしてそれらの戦争に関係が無かったとは言えない日本
歴史を知る そして知らせるのにも覚悟が必要だと そう感じました

一方で日本語を学ぶ生徒たちとの交流があって





























これからの人々が これらの文化遺産を見て
何を感じ 何を思うことができるのか

そんなことを考えながら寝台バスに乗り
ハノイへと旅を続けます

この頃のベトナムは 赤い花が咲き
その町並みを一層きれいなものにしていました

確か一年でこの時期しか見ることのできないものであったと思います

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