2011年11月23日水曜日

last day..

今日プノンペンに着きました そして明日 カンボジアを発ちます

明日は カンボジア最後の日

昨日はやっぱりサンボーに行って

最後だと知ってたみんなは   待ってたぞ  って

ホントに10ヶ月とは早いもので
でもサンボーに行って思い出すことは  そんな期間を遥かに超えたものだった
そんな気がします

サンボーに行って することはいつもと変わらないのだけれども
同じような日は  これまで一度もなくて

でもそれはきっと   見てきたのが遺跡だけではなかったから




そして昨日は サンボー村に泊まる最後の日

それを知ってたからか
みんなが家に帰る時   子供たちも 大人たちも みんなが集まってくれて


「しょうへい、家に帰るよ」 って



なんだか これまでサンボーで過ごしてきた時間 その全てが よかったと  
そう思える言葉でした


すぐ後ろを振り返ると 照れたように笑ったこどもたちが 前へ出る

「しょうへい、先に行くね」

その繰り返しでいつしか

みんなの背中を見て走っていました





そして今日  プノンペンへと
ここにも   会ってお礼が言いたい人達がたくさんいます


シェムリアップ サンボー プノンペン
この1年間 本当にたくさんの人達にお世話になりました


この場をかりて
本当にありがとうございました

2011年11月15日火曜日

Preah Vihear...

彼らの向こう側には    タイという国が広がっています



































カンボジアとタイの国境  北側 つまりは現在のタイの方角に向かって造られた

プレア・ヴィヒア寺院































それとは逆の   南側
































昔と変わらぬ景色
カンボジアの大地

2011年11月12日土曜日


archeologist.....































カンボジアで過ごした10ヶ月
そろそろ その生活も終わりへと

24日にプノンペンを発ち  25日には日本へ帰ります


そしてここで得たものの 集大成として
昨日論文をひとつ    書き終えました

整理期間は少し長かったけれども
書き始めて4日間  

そして  

4万4000字

クメール帝国  東方の拠点
密林に囲まれ  未だ研究の手が行き届いていなかった

コンポン・スヴァイの大プレア・カーン遺跡群

表採遺物の分析から 往時の空間利用についての考察





書き終えて
小さい頃 感想文に書いたことを思い出しました

それは確か


「考古学者になる」



きっとその時は   恐竜とかを思い浮かべていたんだろうけど
描いていた夢とは  少し違うかたちで

何だか少し近づけた気がします


内容とか 知識とか  きっとまだまだ及ばないものであるけれど


建築学者の一太さんや 
山本先生 杉山先生 メンホンさん ゆにさん

たくさんの本物の考古学者たち

たくさんのものを その人たちの背中をとおして見てきた気がします

2011年11月8日火曜日

Preah Vihear
































作業台にココナッツ
奈良文研の由似さんに頂きました


奈良文研のオフィスの場所を忘れて 歩くこと20分
野良犬たちに襲われながらも  最後はバイク便で


ようやく手に入れたココナッツ

さっそくみんなで飲みました


それと

これはココナッツから作られたペンダント











































クル・クメールにて

2011年11月7日月曜日

2011年11月3日木曜日

RUFA university..

カンボジア王立芸大 RUFA university

考古学専攻  同期の四年生たちが一足先に卒業式を迎えました

彼らが大学に通う最後の日は 卒論発表の場で
卒論評価のために先生方を招く形で その会の経費は学生たち自らが負担する































確かその額は年間授業料と比べても相当な額であったはずで

大学最後の日にこれまでの集大成を発表する
不安げなみんなは でもどこか高揚感があって
































この学年には 
サンボーでの発掘調査に始まり これまで一緒に学んできた友達がたくさんいて

発表を終え 卒業を迎える

「踊ろう」って

みんなが集まったその光景は
はしゃぎながらも どこか大人びて見えて































今後はそれぞれの仕事を探し  彼らのこれからが始まるわけで

そんな彼らと またいつか どこかで会うことができたらと思います

Preah Vihear