2011年9月29日木曜日

Buddism..

発掘調査で出土した遺物の整理作業
今またサンボーに来ています

今カンボジアはちょうどお盆の時期で

2011年9月26日月曜日

Excavation survey..
































駐車場建設の計画に先行して
その候補地のもとで空けられた テストピット

11月にはその候補地が決定され 本格的な発掘調査が行なわれます

2011年9月25日日曜日


Surface collection,,






























古代都市イーシャナプラでの 遺物表採調査

6世紀に忽然とその姿を現した サンボー・プレイ・クック遺跡
寺院と 人々の生活が一体となったそれは

カンボジア最古の都市遺跡とされています
































東側に配された三つの寺院郡 と その西側に広がる都城域


都城域

今は水田と化した 都城域を囲む環濠





























この広大な空のもとには 往時二万戸余りの施設や家々が立ち並んでいたことが
中国の歴史書に記されていて






























人々の生活や 政治 儀礼などが執り行われていたであろう この都城域は
そこを歩くと その地表に多くの遺物を見ることができます

1000年以上の時を経た それらの遺物は 今も寺院郡と共に
歴史の鍵を抱え続けています  



寺院郡

煉瓦や石を材料とした   祠堂建築
そしてその壁面に描かれた "天空城" フライング・パレスの彫刻











































それらは抱えた歴史と共に 今まさに消え失せようとしています


保って100年だとされている現在の修復技術

これらの寺院郡が1000年生き続けているからには
1000年保ち続けることができる修復をしたい

そう語るのはJASAの一太さんで

そしてサンボー遺跡群 古代都市イーシャナプラの考古学的研究を進める
メンホンさん











































1000年の時を有する サンボー・プレイ・クック
その広大な時の流れに比べると 人の一生はあまりにも儚いものかもしれなくて


でも今ホントに多くの人々が 
この遺跡と向かい合って生きています

2011年9月24日土曜日

From Sambor, ISP

デング熱での入院
その後のサンボーでの1ヶ月の発掘調査を経て

久しぶりにシェムリに戻ってきました
今回サンボーでは サンボーでこれから行なわれる開発計画について

駐車場の建設や
その設置場所の選定
さらにその場所での遺構・遺物確認のための発掘調査

周遊ルートや 新たな道路 バイパスの整備

各施設の考案や マーケット建設の計画

そして 古代都市イーシャナプラでの発掘調査

色んなことが進んでいました



開発



開発とは 何か
誰のためのものか
何のためのものか
何が生み出され
何が消えて行くのか


そうした 変化

今回のサンボーでは 自分もその変化の一端にいました

サンボーの30年後の姿 見方 感じ方 捉え方
その全てが今と同じものではないはずで




そんな1ヶ月   

その間に見た コンポントムでの夕陽