2011年9月25日日曜日

Surface collection,,






























古代都市イーシャナプラでの 遺物表採調査

6世紀に忽然とその姿を現した サンボー・プレイ・クック遺跡
寺院と 人々の生活が一体となったそれは

カンボジア最古の都市遺跡とされています
































東側に配された三つの寺院郡 と その西側に広がる都城域


都城域

今は水田と化した 都城域を囲む環濠





























この広大な空のもとには 往時二万戸余りの施設や家々が立ち並んでいたことが
中国の歴史書に記されていて






























人々の生活や 政治 儀礼などが執り行われていたであろう この都城域は
そこを歩くと その地表に多くの遺物を見ることができます

1000年以上の時を経た それらの遺物は 今も寺院郡と共に
歴史の鍵を抱え続けています  



寺院郡

煉瓦や石を材料とした   祠堂建築
そしてその壁面に描かれた "天空城" フライング・パレスの彫刻











































それらは抱えた歴史と共に 今まさに消え失せようとしています


保って100年だとされている現在の修復技術

これらの寺院郡が1000年生き続けているからには
1000年保ち続けることができる修復をしたい

そう語るのはJASAの一太さんで

そしてサンボー遺跡群 古代都市イーシャナプラの考古学的研究を進める
メンホンさん











































1000年の時を有する サンボー・プレイ・クック
その広大な時の流れに比べると 人の一生はあまりにも儚いものかもしれなくて


でも今ホントに多くの人々が 
この遺跡と向かい合って生きています

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